お正月の散財
~歌舞伎絵師 Nori の自慢~その①
【我が家に家宝が増えました】
いやー、お正月に散財して
めっちゃ貧乏な歌舞伎絵師 Nori です☆
まあ、年末年始に
最近できた彼氏と旅行に行ったり
仲間とワイワイしたりして
パーッと使ったのもあるんですが
もう一つの理由がコレ
✨✨歌舞伎関連の書籍を買う!!✨✨
あ、注意点ですが
このお正月の散財ブログ 全三回には
イラストが付きません。
絵師が自分の資料となる本を
手に入れた!という
ただの自慢です(笑)
興味のない方は回れ右してください☆
【大金が入ると歌舞伎の為に使う】
普段はみみっちく
買おうかどうしようか
悩むお値段も
ごくわずかですがボーナスも入り
お正月気分でお財布の紐がバカになっているので
買ってしまったわけですね。
言っときますけど、それでも
そんな高級なお値段ではありませんよ(笑)
無い袖は振れませんから。
で、今回散財したのは…
ハイ、それが↓この三冊です!!
✨✨ジャジャーン!!!!✨✨
- 「柝 歌舞伎の美 中村時枝が描く世界」
大型画集 定価48,001円
2003年発行 519ページ
出版社:アスミック・エースエンターテインメント - 「十五代目 片岡仁左衛門」
大型写真集 定価27,000円
2009年発行 296ページ
出版社:小学館 - 「十代目松本幸四郎 残夢」
写真集 定価15,000円
2017年発行 592ページ
出版社:Akio Nagasawa Publishing
以上、三冊です!
ちょと本の大きさを理解してもらいたくて
歌舞伎公演の筋書(番附)と
一般の小説の文庫本を並べてみました。
デカくないですかっ!?
さすがにね、「十代目松本幸四郎 残夢」は
定価で購入しましたけども
他はヤフオクで最安値で購入しました(笑)
【内容や感想など…】
【柝 歌舞伎の美 中村時枝が描く世界】
まずは、
「柝 歌舞伎の美 中村時枝が描く世界」✨✨
ですね。
実はこの本は油絵で歌舞伎の絵を描いてらっしゃる
西本竜雲さんのブログで知った画集なのですが
絵をお描きになったのは
歌舞伎役者(女形)の中村時枝さんです。
彼は中学時代、
画家の伊東深水様にデッサンを習い(☆☆)!!
文化学院美術部で本格画家を目指したそうで…
確かな実力の持ち主な方が
舞台の合間や、楽屋での風景を
描いてっらっしゃるんです。
なので、観客からは観えない
あらぬ角度からの絵が多くて
それもとっても興味深いです。
【恐ろしい価格】
なんとこの本
定価48,001円…
(||゜Д゜)ひぃぃぃ
定価では絶対に買えない!
かと言って、中古でも
価値の分かっているところだと
10,000円~20,000円くらいが相場なんですよ…
ま、私がそんな値段で買う訳がない!!
そうですね、送料含めて10分の1以下で
購入させていただきました♪
高級な本に見られる
書物の損傷を防ぐために包む覆い
「帙(ちつ)」と呼ばれるものに包まれています。
この帙を外すと
画集本体が現れます!
私が購入したのは
外箱も、この帙もすべて揃っていて
とても状態の良いものでした♪
【肝心の内容】
そして、ページ数が 519ページ!!
すっごいボリュームで見ごたえ抜群☆
まだ全部を鑑賞しきれていないです(笑)
取りあえず…
一枚の絵をアップしておきます。
↓現・芝翫さんが襲名前の橋之助時代の定九郎です。
めっちゃ雰囲気出てるわ~((♡▽♡))
今まさに血を今吐きそうな瞬間な感じ…☆
で、さっきも申しましたけど
この定九郎を斜め後ろから観るなんて
一般では体験不可能なわけですよ!
それが例え絵でも観れるという
貴重さ…✨✨尊い…✨✨✨✨✨✨
♡(人>ω<*)
こんな素晴らしい絵を
これ色紙ですよね?
こんなんにサラサラっと描いてる
それが凄い!!
あとは出し惜しみ(笑)
見たければご自分で購入してください
(。・ ω<)ゞてへぺろ♡
【案外長くなったので】
で、当初の予定より長くなったので
また分割します(笑)
明日も散財した本の紹介をしたいと思います!
「え?絵を描けって?」
だって自慢したいんだもん…♡
もうしばらく我慢してお付き合いくださいませーー!!