歌舞伎絵師の大冒険 ~納涼歌舞伎編~ 上京物語 その2

納涼歌舞伎 in 歌舞伎座

前回の大冒険レポ夏コミ編は終わり

引き続き歌舞伎絵師の東京大冒険レポの続は続きます☆

(引き続き夏コミの新刊を↓通販ページにて販売中です♪)

 

 

 

 

8月11日(金・祝)と8月13日(日)両日ともに

歌舞伎座で開催されている

「納涼歌舞伎公演」の「3部」を観劇してきました☆

 

3部は野田秀樹さん作/演出の

「野田版 桜の森の満開の下」です。

 

観終えて、まず「凄い公演を観たぞ!」と

久しぶりに「感覚」でイッパイになって、涙が出ました。

 

でもまだ、頭の中がグルグルしています。

 

夜長姫と七之助丈

 

七之助くんの夜長姫

怪演としか言いようがないです。

 

澄んで澄んで澄みわたっていて

無邪気な一方で平静で

冷たくて、でもで暖かくて

 

まるで星一つない完全な満月の夜みたいな

この世のものとは思えない美しさを放っている

そんな夜長姫だと感じました。

 

七之助君凄いなー。

絶好調なのかしら?

 

この夜長姫さまを

歌舞伎絵師としては描いてみたいのですが

真剣な作業になるため

それはもう少し時間ができた時にしたいと思います。

 

でもでも、七之助くんだけじゃなく

勘九郎くんも染五郎さんも猿弥さんも

みんなみんな全力で!全力過ぎて!最高でした!!!

 

 

耳男と夜長姫

 

モノを創る人間なら

耳男と夜長姫の関係は理解できます。

耳男はあらゆる分野の表現者ですね。

 

で、夜長姫はインスピレーションやミューズだといわれている方もみえましたが

「表現者として最高になりたい。好きなものを表現し尽くしたい」

という凄く純粋な「野心」かなーっと私は思いました。

 

昔のスポーツマンガで

高みを目指す人間は、上に行けば行くほど孤独になっていく

というセリフを思い出しました。

 

「好きなものは、呪うか殺すか争うかしなければならないのよ。」

この言葉、とても沁みてきました。

「最高」は孤独や厳しさと戦って勝ち取らなければならないものなのだと。

 

そんな中で人は、予測不可能な突然の

「いやー、まいったぁー、まいったなぁ~~」って

こわいけどもトキメキを感じることを楽しんでいるのですね。

 

きっと、本当の意味でいうと

このセリフが一番怖い意味を含んでいるのでしょうけども…

 

シリアスな展開になっていく中で

「いやー、まいったぁー、まいったなぁ~~」ってセリフが

とてもコミカルで精神的に救いになっていたように思いました。

 

なので、その時の場面をイメージして…

 

 

 

 

 

 

 

描いてみました☆

キュートさを表現してみましたよ♪

 

 

贋作・桜の森の満開の下を考察する

観終わった時から

悪い頭をずっとグルグルしてる訳ですが

どうも腑に落ちていないようです。

 

クニとオニと人は理解できますが

カニとナニは何なのでしょうか?

これを単なる言葉遊びなんだー、ふーんで終わらせては良くないと…

 

「感じるままに、分からなくてもいい」という人もいますが

私的に野田さんの言葉は意味もなく並べているわけではないと思っていて

だから、この作品はもっと理解を深めたい…!と考えるわけで

野田さんの原作も読んでみました。

 

さらに、坂口安吾の

「桜の森の満開の下」も「夜長姫と耳男」も読みました。

 

野田さん版には

「クニヅクリ」の場面と「まいったなー」のくだりが加えられているので

ここが野田さんご自身がの言いたい事なのでしょうか。

 

政権争いを缶蹴りに例えるってスゴイ発想✨

 

差別される人(オニ)が居なくなるのが理想だけど

実際問題、民衆の心を掌握するには

心理的にオニの存在が必要で…

人間の醜い所を露わにされていて辛かったです。

 

私はヒトとオニの狭間でいたいな。

中途半端なのでしょうか…あ!これが横歩きするカニってこと?

傍観し、時には批判し、でも威勢がいいのは最初だけ(笑)

ああ、カニなのか私は。

アーティストとしては耳男になりたいと思うのが正しいのかもしれませんが。

 

もう、観た人しか分からないような言葉を並べてしまってゴメンナサイ。

もっと的確に自分の考えを言い表せる語彙が欲しいです(泣)

 

満開の桜の下で鬼がいる場面が幻想的で

忘れられない場面でした。

 

 

「約束があるんだ」

 

 

「ひとりじゃなきゃだめなんだ」

 

 

偶然の再会

 

ちなみに私は2回も3部を観たのですが

本当は自分でチケットを取っていたのは

8月13日だけだったんです。

 

(1部も2部も観たかったのですが

今回のスケジュール的に無理でした…)

 

上京し、歌舞伎好きの聖地「東銀座」のホテルに荷物を置いて

展示会巡りをしよう!と地下鉄に向かっている途中で

なぜか京都在住の歌舞伎フレンドに遭遇☆

 

そしてフレンドがチケットを余らせて困っていて

私も別に時間があるし、3等席でお安かったので救済したのでした。

でも2回観て良かったです。

私の頭じゃ1回目は捉えることすらできなかったorz

 

でも、そうやって全然違う街で

全然違う土地の人と思いもよらなく出会うと

めっちゃテンション上がるよね!って話でした(笑)

 

 

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