久しぶりのアナログ絵を描きました! 歌舞伎絵師 橋本紀子の作業工程を大公開☆① 

【久しぶりに手描きで

   絵を描きました】

 

まずは完成品をご披露✨

じゃーん!
見てください!

久しぶりに手描きでお絵描きしてみました。

 

 

 

題材は歌舞伎の演目
「義経千本桜~渡海屋・大物浦~」
(よしつねせんぼんざくら
~とかいや・だいもつのうら~)です。

 

この話は源平モノですね。
もう合戦で平家は滅亡しているんですが
実は死んだはずの平家の一族が数人だけ生き残っている。

その生き残った平知盛(たいらのとももり)という武将が
復讐と平家(安徳帝)の再興を叶えようとするお話です。

まぁ、それで義経を狙うわけですが
その策略が義経に完全にバレてて返り討ちにあい
この絵のように血まみれになるわけです。

手負いの知盛に義経が
幼い安徳帝は自分が絶対に守ると約束をしてくれたので
知盛は積年の恨みを忘れて安徳帝を義経に預けます。

そして、致命傷を負って先が長くないからと
絵に描いてある巨大な碇の綱を自分にまきつけ
碇をウエイトリフティングのように頭上に持ち上げて
海に放り投げ、ついでに全ての想いも放り投げ、
安徳帝の身の上だけを祈りながら海へ投身自殺をします。

悲しくて切ない最期です。

 

私は漢のロマンを感じて大好きなお話なんです。
そして、その知盛を私が愛してやまない役者
中村芝翫さんが演じる!!
こりゃー祭りだよ!!!o(゚▽゚o)(o゚▽゚)oと思いまして

 

その記念に
芝翫さんの平知盛を描いてみました。
似てますかね?…o(;-_-;)oドキドキ

カンバス(キャンバス)にアクリル絵具で描きました。
でも、実験で新しい技法なども使ってみたんです。
描いている間が楽しかったですよーー♪

私的にはこの出来上がりに満足しています!✨✨✨✨

 

 

【作業工程を公開してみよう】

 

せっかくなので…

工程を見て貰おう!

 

せっかく満足のできる仕上がりになったのですから
全ての工程を見て欲しい!と感じたので
工程を大公開しちゃいます☆

初体験の✨✨新技法✨✨も使ってみましたし!

最後までお付き合いくださいませ♪

 

 

【工程① 構想を練る】

 

どんな場面にしたいか考える

 

まずは、どんな絵にしたいか考えます。
ぼんやりとしたイメージで描き始めては
まとまらなくなってしまうので
最初にある程度描くものを決めていきます。

 

とりあえず、どんなポーズの知盛を描くか…
舞台映像や写真を眺めながら考えます。

さらに、そのいくつかの候補の中で
どれが画面的に収まりがいいのかも踏まえて
決定させていきます。

走り描きでなんとなく描いてみて…

(この写真は、もうちょっと描き進めていますが)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポーズは碇の前にたどり着いた時の
気を付けで極まっている場面にしました。

 

空白をどうやって

埋めるかを考える

 

人物は決まりました。
では背景はどうするか。

ちなみに通常ですと、ここは海に身投げる場面なので
後ろは大海原なんですね。
だから波を描けばいいんですけど…

そこは天の邪鬼な性分ですから
そんなんじゃツマラナイ!と考えて
<牡丹の花>を描くことにしました。

 

最初は牡丹か百合か悩んだんですよ。
どっちも知盛に似合うし、源平と言えば紅白なので。

花言葉を調べたりしていくうちに
牡丹は花言葉が「風格」「富貴」で
平家の中では人格者と言われていたり、
高貴な知盛にピッタリ!!

しかも、枯れる時は花弁がバラバラになるのではなく
突然花ごとボトッと落ちるので
「首落ちる」という武士の最期にも似ていて。

縁起が悪いですが、
源平合戦の平家の滅亡も匂わせれるし…

赤旗の平家にも合っているなあ…と
セレクトしてみました♪(*^-^)

 

【なんと続く…】

さて、なんと工程①で内容が長くなってしまったので
これは何回かに分けて更新していきたいと思います。
明日も続きが上げれたらいいなー
お待ちくださいね

とりあえず
本日はこれぎり!!

 

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